ブロッケン現象（飛行機）

出雲から羽田へと向かう航路上、目的地が近くなり降下を始めた飛行機の窓からブロッケン現象が見られました。はじめは薄く小さなリングが見えてるな、と思っていると、眼下の大気の状態によって時折二重、三重にも色がついた見事なものもあらわれました。

水滴によって生じる大気光学現象の一つで、太陽を背にしたときに見られます。飛行機に乗っている場合はいつでも好きな方向を見られるわけではないので、窓が太陽の反対を向いたときにしか見つけられませんね。

ブロッケン現象が見えない時には、わずかながら反薄明光線も。対日点に向かって幾本もの光線が収束しているように見えました。

【撮影時間帯】2024年2月15日 08:40頃

【ブロッケン現象としての見事さ】★★★★☆（明るさ、多重）

【場所】関東上空

【カメラ】FUJIFILM X70

※大気光学現象についてはこちらもどうぞ。