明け方の4惑星

今年、今の時期は明け方に明るい惑星たちが集合しています。

4時に目覚ましをかけ、東の開けたところに歩いていくと、薄明が始まった空に惑星が並んでいました。前日の5月1日には金星と木星がもっと近いところに見えていたはずです。

【2022年5月2日04時15分頃・島根県大田市】


一番明るいのが金星、明けの明星。そのすぐ近くには木星。さらに飛び飛びに火星、土星と並びます。火星は接近時にはもっと明るくなるものの、現在は距離もあって約1等級、土星と同じくらいです。


地球から見ると並んで見える惑星たちも、太陽系を外から見ると上の図のような感じ。近づいて見える金星と木星は、実際には木星のほうが金星より約5.6倍遠くにあります。金星を基準にすれば、火星が約1.6倍、土星が約10倍の距離です(5月2日現在、太陽系を北側から俯瞰)。

惑星の見え方(位置)は少しずつ変わっていくので日々の変化も楽しめます。

一夜語(ひとよがたり)

プラネタリウム 一夜語 -ひとよがたり‐ 投影情報

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