2023.05.24 13:25並んだ月と金星地球から見る天体の中で、最も明るいのは太陽。次に月、金星と続きます。金星は現在、宵の明星として夕方の西空にありますが、5月23日の晩、ここに月が並んで見事な眺めとなりました。
2023.03.08 04:05すれ違う金星と木星2月下旬から3月上旬にかけて、夕方の西空で金星と木星がすれ違っていきました。地球から見て、なので実際にはこの時で木星のほうが金星より4倍ほど遠くにあります。
2022.10.22 06:33有明の月満月を過ぎると、月の出の時刻はだんだんと遅くなっていきます。そして、朝になってもまだ空に月が残る有明の月(ありあけのつき)となります。ふと見上げ、思いがけず白い月を見つけると、はっとするものです。
2022.09.10 15:29中秋の名月今年2022年の中秋の名月は9月10日。年により中秋の名月と満月が一致しないこともありますが、今年はちょうど満月、しかも18時59分頃が満月の瞬間(太陽との黄経差が180度)だったので、この日の宵に見る月は本当にまん丸と言っていいものでした。
2022.08.29 09:58夏の終わりの天の川8月も終わりころになると、宵の空に見えていたさそり座も早々に地平線の向こうへ姿を隠していきます。山影に隠れそうなのは蠍の心臓、一等星のアンタレス。後を追うようにいて座も。いて座の一部分は星を結ぶと やかん のような形になるので、西洋ではティーポットと呼ばれている星空の目印があります。
2022.08.08 05:23月夜の笠雲月遅れの七夕の夜、上弦過ぎの月が三瓶山の笠雲を照らしていました。それまでは空一面が雲に覆われていましたが、次第に晴れ間が広がって、最後は山の上だけに。上に広がるのは、いて座、たて座、へびつかい座のあたりです。
2022.07.25 01:18旧七夕、今年は8月4日7月7日は七夕としてよく知られています。ただ、考えようによっては一年に3度の七夕があるといえます。そのままの7月7日、月遅れの8月7日、そして旧暦7月7日の伝統的な七夕。カレンダーに小さく記されていることがある旧暦は、現在の暦と日付が異なり、月の日数も違うので毎年変わっていきます。この旧暦で考えると、今年(2022年)の旧七夕は8月4日に...
2022.07.02 02:26惑星パレードちょっと前に、離れて暮らす妹家族から「惑星パレード」という言葉を教えてもらいました。なんでも姪っ子が見たいと言っていたそうで。確かに6月末にかけて明け方の空では、肉眼で見える5つの惑星(水星・金星・火星・木星・土星)と、望遠鏡が必要な2つの惑星(天王星・海王星)がすべて空に出ていたので、それをパレードと表現しているようです。私は今回初めて...
2022.05.31 13:17ISS通過ISS(国際宇宙ステーション)は、よくサッカーコート一面分と例えられるほどの大きさがあり、太陽光を反射することで大変明るく見ることができます。いつ見られるかはネット上で簡単に調べることができるので、「きぼう」(日本の実験棟の名前)や、「ISS」で検索すれば予報サイトにたどり着きます。