すれ違う金星と木星

2月下旬から3月上旬にかけて、夕方の西空で金星と木星がすれ違っていきました。地球から見て、なので実際にはこの時で木星のほうが金星より4倍ほど遠くにあります。

3月2日に両者は一番近づき、その間隔はおおよそ月一個分ほどでした。それまで金星より上に見えていた木星が、以後は金星より下に。

木星はこの先、見かけ上太陽に近づいていくので見えなくなりますが、金星は7月下旬ころまで宵の明星として夕空を飾ります。

(2023年)

一夜語(ひとよがたり)

プラネタリウム 一夜語 -ひとよがたり‐ 投影情報

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