2023年10月29日早朝の部分月食

明け方に西の空に沈みゆく満月が、少しだけ欠ける部分月食が起こりました。

午前4時半過ぎから欠け始め、5:14頃に食の最大(一番欠ける時)を迎えました。でもご覧のとおり、端っこがちょっとかじられたくらいです。欠ける割合を表す食分は0.128といいますから、直径にして一割ちょっとという浅いものでした。(上の写真は5:20頃)

時折雲が流れていましたが、欠けた月の上方には明るい木星の姿も確認できます。月食が終わる前に、観察していた自宅からは山の向こうへ月が隠れていきました。晩秋の未明に差す月の光は、白く冴え冴えとしていました。


【PENTAX K-S2】


一夜語(ひとよがたり)

プラネタリウム 一夜語 -ひとよがたり‐ 投影情報

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