初冬の虹

暖かかった秋も終わりました。この日は日射しと雨とを繰り返す、山陰らしいものに。雨が上がらぬうちから夕陽が射してきたので、東側が見渡せる場所に行くと見事な虹が。

雨は降り続いていたので、濡れながらの撮影に。くっきりと全周見渡せる主虹に、かすかながら副虹も現れました。ちょうど虹の足元には立ち並ぶ民家が。幸せが埋まるという虹の足元の家、なんとうらやましいことでしょう。

次第に上空にも青空が広がり、しばらくのちには少し残った株虹が。

青空も雲も虹も、すべては地球に空気と水があるおかげで見られる光景です。美しく彩られた空を残して、初冬の太陽は静かに雲の向こうに姿を隠していきました。


【撮影時間帯】2023年11月13日 15:25頃

【虹としての見事さ】★★★★☆(主虹の形、明るさ)

【場所】島根県大田市

【カメラ】FUJIFILM X70

※大気光学現象についてはこちらもどうぞ。

一夜語(ひとよがたり)

プラネタリウム 一夜語 -ひとよがたり‐ 投影情報

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