日の入り10分前の虹
仕事帰りにスーパーに寄り、帰ろうと表に出ると部分的ながら虹が出ていました。
雲が多く、夕日の茜色がそこかしこを彩っている空の中に大きな円弧の一部が。一部とはいえ、全周を想像すると相当な大きさであることがわかります。この日の日没は19:26、撮影時刻が19:15頃だったので、日没の10分前頃に見えた虹です。
虹は自分から見て太陽の正反対(対日点)を中心に半径約42度の円として見られます。そのため太陽の高度が低いほど大きな虹が見えることになります。この日の日没10分前の太陽高度を調べると、約1度。地上で見ることのできる、ほぼ最大の大きさの虹の一部といえるでしょう。
【撮影時間帯】2024年7月15日 19:15頃
【虹としての見事さ】★★☆☆☆(見た目はそれほどでも、大きさはほぼ最大)
【場所】島根県大田市
【カメラ】FUJIFILM X70
※大気光学現象についてはこちらもどうぞ。
0コメント