火星と木星の接近

2024年8月15日の未明、火星と木星が大接近となりました。

火星は0.8等級、木星は‐2.2等級で光度差はありますが、赤っぽい火星と黄色っぽい木星との色味の違いもあり、ぴったり寄り添う様は見事でした。

この時の離角はおよそ20’で、これは月の見かけの大きさの3分の2ほど。つまり夜空での月の大きさの中に2つの惑星がすっぽりおさまるほどの接近でした。

8月とはいえ、明け方には冬の星々がすでに昇り始めています。ちょうどおうし座の角のあたりで接近となった2つの惑星。周囲には すばる やアルデバラン、カペラといった星々も見つけることができます。

【島根県大田市・2024年8月15日04:05頃・PENTAX K-S2(ISO3200・20s)】

一夜語(ひとよがたり)

プラネタリウム 一夜語 -ひとよがたり‐ 投影情報

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