三日月と金星の接近

茜に染まった西の低空で、細い月と金星が近づいたところを見ることができました。

雲がかかっていたので難しいかと思っていたところ、時折その隙間を縫うように三日月と金星の輝きが届きました。9月3日が新月のため、5日のこの日は旧暦でいう三日目、つまりこれが本当の三日月です。想像する形より細いと感じられる方が多いのではないでしょうか。

金星はこの先2025年3月頃までは、宵の明星として日没後の西の空に見えます。同時に毎月初めころには細い月が金星の近くを通っていくので、並んで輝く様子を楽しむことができるでしょう。


【島根県大田市・2024年9月5日19:15頃・FUJIFILM X70(ISO2000・1/15s)】

一夜語(ひとよがたり)

プラネタリウム 一夜語 -ひとよがたり‐ 投影情報

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