松山市総合コミュニティセンター・こども館コスモシアター

プラネタリウム関係者の組織・日本プラネタリウム協議会(JPA)の中国四国地域会合があったため、愛媛県を訪れました。この機に、松山駅にも近い総合コミュニティセンターの中にあるコスモシアターを訪問しました。

直径23mという大きなドームの中央では、五藤光学のGSS-Ⅰという光学式プラネタリウムが存在感を放っています。1987年に設置されてまもなく40年、今も現役の機械です。映し出される星像はほんわりとして、自然の星空に近い優しいものでした。

全天周映像を映す際には本体が影を作ってしまうため、上下に動かすエレベーター機構がついています。上映終了後など下がった状態であれば、間近に上から本機をじっくり見ることができます。

機械類が好きであれば、今は現役を退いたフィルム映写機や、スライド投影機などもドーム内外で見つけることができるので、探してみるのも面白いでしょう。

(2024年9月23日)

一夜語(ひとよがたり)

プラネタリウム 一夜語 -ひとよがたり‐ 投影情報

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