並んだ月と金星

地球から見る天体の中で、最も明るいのは太陽。次に月、金星と続きます。金星は現在、宵の明星として夕方の西空にありますが、5月23日の晩、ここに月が並んで見事な眺めとなりました。

西の空には沈みゆく冬の星座たちもあるので、あちらこちらに明るい星がちらばっています。地球との距離が離れ、すっかり暗くなった火星の姿もわかります。

日々の月の動きは早いもので、すでに金星とは間隔があいてしまいましたが、6月21,22日、7月20日にも近づいた両者を見ることができるでしょう。

ちなみに最初の写真では月が明るすぎてわからなくなっていますが、三日月のような細い月では、地球照(月の夜の部分を、地球が太陽の光を反射して照らしてうっすら見えるもの)がわかります。

一夜語(ひとよがたり)

プラネタリウム 一夜語 -ひとよがたり‐ 投影情報

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