月暈と木星

日中は比較的青空が広がっていたものの、天候が崩れる予報だった夜半、高く昇った満月前の月に暈がかかっていました。

低い雲が渡って時折月影を遮ります。暈の外には明るく目立つ木星が。月暈の半径は約22度で、月は1日に約12度(360度/29.5日)動きます。ということで、このあと二日後には月が木星のほど近いところで並ぶでしょう。

現在(2024年12月)の木星の位置はおうし座の角のあたり。近くには片目のアルデバラン、暈の内側にはプレアデス星団・すばるの姿も確認できます。

【撮影時間帯】2024年12月12日 23:20頃

【月暈としての見事さ】★★★★☆(低層の雲、木星との競演)

【場所】島根県大田市

【カメラ】FUJIFILM X70


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一夜語(ひとよがたり)

プラネタリウム 一夜語 -ひとよがたり‐ 投影情報

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