冬の今だけ小三角(2025)

寒波の合い間、月明かりはあるものの久しぶりに晴れた夜。オレンジがかった色味の火星が ふたごの兄弟の星と並んで小さな三角を作っています。

冬空の目印といえば冬の大三角。ほど近いところにこの小さな三角が見つかります。大きさを比べると歴然ですが、かわいくまとまったこの小三角も乙なものです。

火星は2月後半に留(りゅう)前後となり、このころは星空の中の動きが小さめなので、しばらく三角の形で見ることができます。3月下旬以降になるとだんだん三角っぽくなくなっていき、4月12日ころには3つが真っすぐに並ぶのを見ることができるでしょう。


【島根県大田市・2025年2月8日22:50頃・FUJIFILM X70(ISO1600・15s)】

一夜語(ひとよがたり)

プラネタリウム 一夜語 -ひとよがたり‐ 投影情報

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