月夜の笠雲
月遅れの七夕の夜、上弦過ぎの月が三瓶山の笠雲を照らしていました。それまでは空一面が雲に覆われていましたが、次第に晴れ間が広がって、最後は山の上だけに。上に広がるのは、いて座、たて座、へびつかい座のあたりです。
ちなみに今年2022年は国際天文学連合によって星座が整理され、88の名称に定められてからちょうど100年目に当たります。
また、大きな蛇をもって描かれるへびつかい座の、飛び出た蛇の頭としっぽは「へび座」として独立しています。しかもこの へび座は、へびつかい座によって分断されているので、88星座の中で唯一ひとつの星座でありながら二か所に分かれているものです。
【2022年8月7日20時55分頃・島根県大田市 ISO1600相当 露出6.5秒 FUJIFILM X70】
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